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「世紀の屏風絵」特別公開 のご案内

ギャラリーゑぎぬ取扱い作家の、手塚雄二先生の描いた「日月四季花鳥」屏風が特別に公開されます。

現代日本画を牽引する画家・手塚雄二が描き出した「日月四季花鳥」屏風の世界をご覧いただきます。日本美術において太陽と月は古くから連綿と描かれ、そこには人々の様々な想いがたくされてきました。画家はこの普遍的なテーマに対して、見上げた枝葉の隙間から日月が覗く斬新かつ大胆なイメージを紡ぎ出しました。写実と装飾が融合する革新的な表現と鮮やかな色彩のグラデーションが魅力の本屏風は、「日月」という日本美術の伝統に寄り添いながらも、現代的な感性をもって描かれた新たな試みといえます。
本展は今年9月から当館で開催される「手塚雄二展 光を聴き、風を視る」に先立ち、次の100年間は人の目に触れることないと思われる「世紀の屏風絵」を特別に公開します。会場では本画へと至る小下図なども併せて紹介することで、制作の過程を辿ることができる貴重な機会となります。また当館が所蔵する近世から近代までの屏風名品撰を併せて紹介します。

「世紀の屏風絵」特別公開チラシ-horz

「世紀の屏風絵」特別公開

会期:2019年6月7日(金)~23日(日)
会場:福井県立美術館

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