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加藤栄三展 ~オープン一周年記念

ギャラリーゑぎぬ取扱い作家の、加藤栄三先生の個展が開催されます。

「日本の美の心」 村瀬雅夫

’’花は散るから美しい’’。そう記していた加藤栄三さんは、長良川の鵜飼や秩父の夜祭り、花火などを題材にした。一瞬、闇の中に浮かぶ火の輝きを卓越した素描力で追い続けた画業は美術界の注目の的だった。日本画にあっては珍しいそうした題材は、栄三さん亡き後は弟、東一さんの画業に引き継がれている。花火や日本の祭りについて、栄三さんはかつてこう記している。「花火とはこの世の美の集大成といえる。この格調は花火を待つ間の楽しさ、ついには悲しさと連鎖する。」「私は日本の祭りを愛します。それらの中に日本の心の美というものが、強く私を引きつけたのです。」ふだんは平凡な日常や闇の中に、祭礼や花火の輝きとして一瞬幻出して心と目に焼きつく凝縮昇華された日本の美を、日本の心でとらえようとしたのがその画業であった。(美術評論家)

DSCN319119910507加藤栄三展オープン1周年219910507加藤栄三展新聞

加藤栄三展~オープン一周年記念

会期:1992年5月7日(火)~29日(水)  
会場:ギャラリーゑぎぬ     
  

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