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-日本画の新たな出会いをもとめて-絹に描く日本画展

このたび髙島屋では、東京藝術大学日本画研究室で学ばれた日本画家と現在画壇を索引する作家による伝統的な「絹に描く」という手法により表現された作品展覧会を開催いたします。

近年は「紙」面上にさまざまな技法で描かれる作品が主流となり、「絵絹」に描かれた作品を目にすることが少なくなってきました。しかし、かつては紙ではなく「真の絵」として、あえて絹本に描き、数多くの名品が残されてきたことも事実としてあります。そこで今回、日本画の美意識表現を語る上で欠かせない「絵絹」に、現在第一線で活躍する作家が表現力豊かに制作し、古きよき時代の表現方法に向き合ってみるといった展覧会を企画いたしました。普段、紙上に表現することが多い作家の一味違った魅力ある作品であり、年初めより日本画の奥行きを感じていただける豊かで味わいのある展覧会となりました。

何卒ご高覧賜りますようご案内申しあげます。

2012絹に描く展

期末特撰絵画祭

会期:2012年1月4日(水)~10日(火)
会場:日本橋髙島屋6階 美術画廊

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